2017年9月に読了した本
やっぱり本はいいですね。最近は業が深そうな作品も割と
今月読んだ本
- マチネの終わりに
- AIの遺電子 6 (少年チャンピオン・コミックス) AIの遺電子 7 (少年チャンピオン・コミックス)
- ダンジョン飯 5巻 (HARTA COMIX)
- 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
- エヴォリューションがーるず
- 正解するマド (ハヤカワ文庫JA)
- ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)
- WOMBS(2) (IKKI COMIX)
- テンペスト(2) (ITANコミックス)
- ヤミの乱破(1) (イブニングコミックス)
- かつて神だった獣たちへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)
- クジラの子らは砂上に歌う 10 (ボニータ・コミックス)
- 竜の学校は山の上
- イワとニキの新婚旅行 (ボニータ・コミックス)
- 漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル)
- わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門
- 悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)
- ハルロック(1) (モーニングコミックス)
- 亜人(2) (アフタヌーンコミックス) 亜人(3) (アフタヌーンコミックス)
印象的な本
フィクション系
今月は何と言っても「皆川亮二本」ですね。
漫画家本vol.2 皆川亮二本 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 皆川亮二
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
スプリガンで厨二ごころをくすぐられ、ARMSでそれを開花させられ、これを読むためだけに毎週サンデーを購入してたと私にとって、皆川亮二という漫画家は青春そのものと言っても過言ではない訳です。そんな皆川亮二についてのアレヤコレヤをじっくり堪能できる本とか、もう買うしかないですよね?ARMS読み返したい、ADAMAS読みたい。
- 作者: 草野原々
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/07/31
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
安定の草野原々ですね。脳の作りが知りたい作家の一人です(他は酉島伝法と小林泰三)。オススメしたいんですが、作品が読まないとわからない類の読後感を持っているため、ビブリオバトルなどのフォーマットに向かないという致命的な欠点を持っています。
- 作者: 乙野四方字,東映アニメーション,野?まど
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/07/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「俺はこういう正解するカドが見たかったんだよ?」という感じで物申したくなる作品。ここまで最初の構想の中に入っていての作品だとしたら大したものです。余談ですが、描かれている舞台が地元に非常に近くて、場所的に友人が住んでいる地域なのではないかと思ってます。また、作中に出てくる作家名で読書遍歴が私に近そうな感じがして、ちょっと同類相憐れむのような感触。
ノンフィクション系
読もう読もうと思っていた名著をようやく読みました。
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 55人 クリック: 1,360回
- この商品を含むブログ (297件) を見る
買ったときのキャンペーンカバーに某都知事が出ていて、今となってはかなり失笑を買いそうな印象になっているのはご愛嬌。この本の価値が下がるものではありませんね。よく野村克也が言っている「負けに不思議の負けなし」というのがよくわかります。これで負けなかったら相手のチョンボがよほどだったんだな、と思うレベルでやらかしまくっている。分析もわかりやすく、やはり一度は読むべきだったな、と思いました。
悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)
- 作者: 魚川祐司,プラユキ・ナラテボー
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
以前、「ブッタとシッタカブッタ」という本に触れたことがありましたが、同じような印象を持った本です。出家するのではなく、在家として現実の物語に関わりながら、どうやって心の平穏を保つのか、そこに仏教がどう関わっていくかというのがわかりやすく書かれていました。瞑想難民という言葉がすごくわかりやすい。早速、瞑想のやり方を変えました。