CoderDojo 岡山岡南 #2 でメンターをしてきました
前々から興味があったので、開催を聴いてメンターとしてお手伝いさせていただきました。お手伝いできてよかったな、と心から思えるイベントだったので、熱が冷めないうちにブログに起こしておきます。
CoderDojoとは?
子供のためのプログラミング道場です。塾とは違うので、決まったことを教える場ではありません。あくまでやりたいことを支えてあげる場。メンターは教えるというより一緒に考える人、といったスタンスで子供にお付き合いします。
で、岡山で立ち上がったのが、CoderDojo 岡山岡南です。
coderdojo-konan.media-interesting.info
メインで動いているのが、なんと中学生ですよ。これがまたしっかりしてて、将来が楽しみです。大人になって有名なエンジニアになったら「こいつは俺が育てた」的な老害になりたいので、これからもご活躍を期待しております。
様子は?
この辺りのツイートが参考になるかと。
ついに始まりました! pic.twitter.com/YCwlcbkm39
— CoderDojo 岡南 岡山 公式 (@coderdojo_konan) 2017年6月17日
だいぶ終盤になりました。
— CoderDojo 岡南 岡山 公式 (@coderdojo_konan) 2017年6月17日
室内は子供たちの熱気でいっぱいです。
周りの人の作ったものを見て、自分の作品の参考にしたりして、頑張ってゲームを作っています。 pic.twitter.com/vyeBtZ0W0C
今回は全員でScratchでした。前回も参加している子はやりたいことが決まっているので、色々と手が早かったですね。一度慣れてしまえば、自分でトライアンドエラーしてグイグイ進めます。本当にわからないところは、何がやりたいかを聞き出して、ゴールの分解から一緒に考える感じです。
課題へのアプローチも結構個性がありました。下手にメインに巨大な関数を書き連ねていく子もいれば、まずはイベントの定義から抽象化してという子もいたりして、この辺りの違いがどこから出てくるのかな、という素朴な疑問が湧きました。
説明が難しい
注意していないとやっぱり普段使っている言葉が出てしまうわけですよ、同じコンテキストなら情報量が少ないわけですし。ここをどこまで噛み砕いて説明するかは、かなり難しさを感じます。
これは次の反省点にも繋がることですが、今回の場合はScratchなど、子供たちが使う予定のものについては一通りの機能を使えるチュートリアルを触りこんでおけばよかったです。子供たちに伝える語彙を得る上でも重要。前回参加した子は想像よりももっとプログラミングというものを把握していたので、一緒に考えるにしても、ある程度使うものに沿って考えてあげないと子供がとまどいますね。
まとめ
非常に意義のあるイベントでした。お子さんの様子(何を楽しんでいたか)をメモしていらっしゃる保護者の方もいたりして、興味を示した時にそういう場を提供できたということが素晴らしいと思います。
初回から参加されているメンターの方とお話したところ、平さんやオープンラボのお話が出てきたり。コミュニティからの流れにこのイベントが連なっているのって、地域に還元している感じが出ていいですね。これからもできる限りお手伝いしていきたいと思います。Unity触ったり、Ozobotで遊んだり、色々と技術で遊ぶきっかけにもなりそうですし。
今後、第二土曜日で定期開催していくそうです。メンター、ニンジャ共々お待ちしております。(早速O/Rマッパー勉強会とバッティングして参加できないのは内緒)