冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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2016年9月の読書メモ

Kindle Unlimitedも図書館もまだ元が取れるくらいに活用が続いております。キャパオーバーになるくらい本が読めるって素敵です。読書は業。

今月の読書量

12冊ですね。今月はフィクションが少なく、仕事がらみの投資をしていたというのもあって、さすがに先月みたいなバカな量にはなってません。

白暮のクロニクル9巻

星を継ぐもの

星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

この世界が消えた後の科学文明の作り方

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

迷って選んだ答えは必ず間違い

迷って選んだ答えは必ず間違い

迷って選んだ答えは必ず間違い

芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本

話し方のマナーとコツ

話し方のマナーとコツ (暮らしの絵本)

話し方のマナーとコツ (暮らしの絵本)

データ・アナリティクス実践講座

アクセンチュアのプロフェッショナルが教える データ・アナリティクス実践講座

アクセンチュアのプロフェッショナルが教える データ・アナリティクス実践講座

スクリプトドクターの脚本教室・初級編

スクリプトドクターの脚本教室・初級篇

スクリプトドクターの脚本教室・初級篇

日本の給料&職業図鑑

日本の給料&職業図鑑

日本の給料&職業図鑑

エンジニアがビジネスリーダーをめざすための10の法則

会議のマネジメント

今月のベスト本

今月はいい本ばかりに出会ってて、難しいですねえ。1冊を除いて全部当たり。役立つというよりは、インパクトと敬意を込めて「この世界が消えた後の科学文明の作り方」を今月のベスト本にしたいと思います。

サービスの形を彫るためにWhenとWhereが重要だと思った

もちょっと正確にいうと、それによって制約されるデバイスとタイミング、所要時間ですね。WhoとWhyは、サービスがあるべき価値を決定しますが、それがどのように実現されるかという制約をWhenとWhereが決めるから、UIとかユーザの操作フローとかいきなり考えるのではなく、まずは丁寧にシチュエーションとシナリオを物語っていけばいいのかな、と思いました。なぜか新幹線の中で。唐突に。

世の中の100徳ナイフ的なプロダクトはこの制約を考えるプロセスをサボったからではないのかなあ、とか思ったり思わなかったり。

rocker/rstudioイメージでplotを使うときに文字化けしないようにする

今読んでる本の写経で、Rを使っています。

アクセンチュアのプロフェッショナルが教える データ・アナリティクス実践講座

アクセンチュアのプロフェッショナルが教える データ・アナリティクス実践講座

せっかくなのでdockerであまり環境汚さずに、と思ってrocker/rstudioイメージを使っています。Webコンソールがあるので非常に便利です。

が、一つ難点がありまして、plotするときに軸名などに日本語が入ると、イメージに日本語フォントがないので文字化けしてしまいます。Webコンソールで文字としてやりとりするケースはWebコンソールで描画をするので、正しく日本語を表示してくれます。rstudioサーバで文字の描画までコントロールしなければならない時が問題のケースです。

Debian 7にIPAフォントをインストールする - Symfoware

この辺を参考に、コンテナにbashで入ってrstudioユーザでインストールしました。

一応、ホストでデフォルトでマウントしてくれるディレクトリなので、コンテナを立ち上げ直しても有効ではありますが、これだとコンテナ作り直した時が心配ですね。このケースであれば、ちゃんとローカルにディレクトリ作って docker run 時にマウントしてあげた方が安全ではないかと思いました。

あべさんじゅうきゅうさいのおしらせ

このネタ使えるのも今年が最後ですね。来年は不惑でございます。誰だよ、40にして迷わずとか言ったやつは。

ともあれ、こんな歳になってもまだまだ新しい仕事に挑戦して刺激の強い日々を送れているというのは嬉しいことです。適性はともかくとして、自分が一番楽しいポジションを見つけることができたので、これからしばらくはこの方向性で頑張ってみようかと思います。これまでと変わらぬお付き合いをいただけるとありがたいです。

というわけで、いつものリスト載せておきますね。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/64U15IA4KUEO

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2SENSGA0B51TK

Docker for Macのホストについて誤解を修正したのでメモ

rocker/rstudioを動かしていた時に、DockerfileのVOLUME指定がどこにマウントされてるのかなあ、と疑問になって誤解していたのに気付きました。

普通に立ち上げたrstudioのコンテナに対して docker inspect 叩くとマウントはこんな感じになります(抜粋)。

        "Mounts": [
            {
                "Name": "03ea6111736ad40a69f279c6cba05b5ebfc50c0454e612521766b019b5efbb0e",
                "Source": "/var/lib/docker/volumes/03ea6111736ad40a69f279c6cba05b5ebfc50c0454e612521766b019b5efbb0e/_data",
                "Destination": "/home/rstudio",
                "Driver": "local",
                "Mode": "",
                "RW": true,
                "Propagation": ""
            }
        ],

で、ローカルの /var/lib/docker/volumes/ とかないんですね。

Docker for Macのホストは(厳密には)ローカルマシンではない

ちゃんとリリースノート読めよ、という感じなのですが、docker-machineでも管理下のホストがないことになってるし、linuxで使うときと同じようにネイティブで動くホストだと思ってたんですよね。だからVOLUMEでマウントされるのもローカルにそのままパスがあるところなのかと思っていました。

Docker for MacはxhyveというOS Xのネイティブハイパーバイザーでlinuxを仮想化したホストで動いています。とりあえずVirtualBoxからは脱却してますが、完全にネイティブではなく一つ仮想環境が挟まってる状態は同じなんですね。ここ、完全にネイティブだと勘違いしていました。私のちょっと時代遅れのマシンでもある程度サクサク動いてくれるので、パフォーマンスは向上してるとは思います。

paiza.hatenablog.com

このブログを参考にしてホスト環境にアクセスしてみたところ、VOLUMEでマウントされているディレクトリを確認できました。

ちなみに、KitematicではNo folder扱いです。これは、ホストの環境はあくまで一時的なものだからな?ということなのでしょうかね。永続化するデータはちゃんとコンテナ動かす時にマウントしておきましょう、という話。