冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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2018/3に読んだ本

先月は大物が多くて、あまり数読めませんでした。

妻の退院とその辺に関わる諸々が少し落ち着いてきて、生活サイクルも少し落ち着きました。

先月読んだ本

印象的な本

フィクション系

先月読んだフィクションと言えば「イルミナエ・ファイル」一作なんですが、これがすごくいいです。お値段張るから文庫待ち、とか思ってるそこの諸兄、この本絶対に文庫化されないと思うので今買いましょう。

イルミナエ・ファイル

イルミナエ・ファイル

この本の魅力はなんと言っても、フォーマットから何からこだわって書かれた表現方法と、それを翻訳した執念です。「印刷されたあらゆるもの」に情報量が入り込みすぎて、文章の軽く2〜3倍の情報量があります。SF的に目新しいことがあるわけではなく、むしろオーソドックスな題材の組み合わせですが、この手法をエンターテインメントとして仕上げるためにはこのくらいのベタさ加減でちょうどいいと思うくらい。

ノンフィクション系

今回は全て印象的でした。「Adaptive Code 第2版」については先日書いた記事に任せるとして、他2冊。

mao-instantlife.hatenablog.com

「チームギーク」は今更ながらなんですが、よかったですね。ただ、自分がマネージャの仕事として思ってたあれやこれやがリーダーの仕事となっていて、マネージャ・リーダー観ってのはまだまだ人によってブレがありそうだな、と感じました。どんなつもりでその人が説明しようとしているのか、というのは話聞くときに考えておいた方が良さそう。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

「会社を育てる戦略地図」は、これからのキャリアパスで捉えた方がいい本だと感じました。自分がいる会社がどのフェーズにいるのか、は別に経営者だけの話ではなくて、社員としても要求される振る舞いに合わせないと評価されない、という話になりますので。

0 to 100 会社を育てる戦略地図

0 to 100 会社を育てる戦略地図