あべしじゅういっさいのお知らせ
40代まではネタにできることに気づきました。というわけで age++
入り口を大切にするということ
はーい、これからおじさん勢いに任せた雑ポエム書きまーす。
今日はこれに行ってきました。
吹奏楽団によるドラゴンクエスト4〜6の曲のコンサートです。個人的にドラクエの音楽といえば3の「勇者の挑戦」であり、4の「馬車のマーチ」である私にとって、聴きたい曲が全て聞けたわけではなかったのですが、やはり直に演奏を聴くというのは素晴らしい体験でした。ホルンってあんなに音出るんだなあ。アンコールで「おおぞらをとぶ」と「冒険の旅」をやってくれた時はちょっと本当に感動しました。
で、コンサートの素晴らしさとは別にいいなあ、と感じたことがあったのでブログに残しておきます。
今回の客層の中にはクラシックやオーケストラなどにそこまで馴染みのない方もそれなりにいるのだと思います。そこで、指揮者の方が、曲の合間に解説とかこれからやる曲の聴きどころを語ってくれるのですが、その語り口が誠実で素晴らしいものでした。
すぎやまこういちがドラゴンクエストの曲を作る時にオーケストラを強く意識したことを引き合いに出しつつ、これから演奏する曲が影響を受けていそうなものを引き合いに出して他のクラシックの古典作品へと繋げて行ったり、特に楽器の演奏技術的に難しかったり印象的なフレーズがあるときは、事前にこの楽器に注目してほしい旨を話しておいたり、とにかく馴染みのない方がコンサートを楽しめるように配慮されていました。今日のドラゴンクエストの曲を入り口にコンサートに親しんでくれたら嬉しい、というスタンスを感じました。入り口にと言っても下に見てる感じじゃなくて、もっとここから繋がっていく世界があるよ、という感じ。
で、こういう今まで慣れ親しんでない人への入り口をおろそかにしない、ってのは大事だな、と感じます。好きなものから入ってもいいし、サブカルチャーから入ってもいいし、ともあれ実際に演奏を聴く面白さと楽しみ方を知ってもらえればそこから後に繋がっていく可能性もあるわけです。そして、そういう入り口をやっぱり一流の人にやってほしいわけですよ。これで演奏がグダグダだったら聴きどころも何もないわけですし。
入り口にこそホスピタリティを高めて、その体験を質の高いものにしていくというのは大事ですね。私も久々に他の演奏を聴きたくなってきました。演奏も、居心地も大満足なコンサートでした。
2018/7に読んだ本
クラスメソッドでの最初の1ヶ月は割と怒涛という感じでした。
先月読んだ本
- ゲームの王国 上 / ゲームの王国 下
- 世界でもっとも深い迷宮 (Kindle Single)
- Amazon Web Services企業導入ガイドブック -企業担当者が知っておくべきAWSサービスの全貌から、セキュリティ概要、システム設計、導入プロセス、運用まで-
- ゴールデンゴールド(2) (モーニングコミックス)
- アリスと蔵六(1) (RYU COMICS)
- バーナード嬢曰く。: 4 (REXコミックス)
- 天駆せよ法勝寺-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作
- これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
印象に残った本
フィクション
収穫多かったですね。
まずは「ゲームの王国」。「ユートロニカのこちら側」がすごく良かったし、TL上のSFクラスタの人たちの反応をみても期待大だったのでハードルあげつつ読んでたんですが、それを軽々と超えてきました。
上巻はちょっと重い時代に関する記載が多くて読み手としてもかなり辛い(しかもこれが丸っと半分続くとなると。。。SF味も薄いし)わけですが、下巻になってからの展開はスピーディで良かったですね。あの展開で最後にうるっときたのは意外でした。ああいう含みの持たせかたがあるんだな、と思いました。
- 作者: 小川哲
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 小川哲,mieze
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 小川哲,mieze
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/12/06
- メディア: 文庫
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また、「天駆せよ法勝寺」も良かったです。良かったというのかこれは?まあいいや。「黄昏のブッシャリオン」で徳カリプスが起きなかった世界線での未来の話、という感じで。偏差値も同じ感じです。というか、摩尼車に「フライホイール」ってルビ振るのやめてください。短い作品だし、東京創元社さんはこのSF短編新人賞の受賞作を毎年100円でKindle販売するようになって作品に触れやすくなったので、同じ電波を受信できる方はぜひ。
天駆せよ法勝寺-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作
- 作者: 八島游舷
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: Kindle版
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安定の面白さといえば「バーナード嬢曰く」ですね。表紙が全てですよ、表紙が。
- 作者: 施川ユウキ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: Kindle版
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ノンフィクション
今回は該当なし。AWSの方は普通に仕事で使うために通読したやつなので。
TDD Boot Camp in 香川 #1 のお手伝いをしてきました
7/21に四国では初めてとなるTDDBCが開催されました。
岡山で初回を開催した時に参加いただいたAgile459の小林さんの尽力によって開催が決まったものです。そのご縁でお手伝いをさせていただくことにしました。和田さんや懸田さんにも久しぶりにお会いできますし。
あれからもう6年も経ったのかという感慨もあったり、TDDBCというコンテンツの相変わらずの力強さも感じたり、非常にいい1日でした。
当日の雰囲気はこちらをご覧ください。ワークが多めのイベントなので、ツイートは少なめです。
本編
和田さんのキーノートについて
自分で主催した岡山のVol.1とVol.2では本編始まってからが当日の事務作業本番だったりする都合上、和田さんのキーノートを落ち着いて聴く余裕がありませんでした。岡山の開催準備をかねてスタッフ参加させていただいた大阪でも、会場や準備の雰囲気を掴むことに集中していましたし。主催あるあるですね。
今回、主催ではないポジションでようやく落ち着いて聴くことができた和田さんのキーノートは、現実的にどうやって「動作する綺麗なコード」に近づくかというスキルについて具体的な方法が語られていて、その語り口も含めてちゃんと背中を押してくれるいいセッションだな、と感じました。私もその口ですが、あれを聴きたい、聴いてもらいたいと思って主催してる人は結構いるのではないかな、と。
デモの反省点
ペアプロデモとTAを担当したのですが、シナリオを流すという点(特にシナリオへの入りかた)については少しあたふたしてしまった感がありました。もう少し入りの部分はセリフレベルで決めてしまった方が見てもらいたいポイントがわかりやすかったのではないかと思います。
TAについて
TAはどちらかというと口を出し過ぎてしまったかもしれないな、と感じています。なるべく、TDDのサイクルで戸惑っているところに一声かけるようにしていたのですが、設計に関する事であったり、言語仕様の事であったり、回答するべきか迷う質問があったのも事実です。ワーク中はTAが割と適宜ばらけていたので、他のTAがどんな答え方をしていたのか把握できておらず。ふりかえりを待ちたいと思います。
懇親会
いろんな人にご挨拶できました。前日まで会社のイベントに合わせて東京に行っていて、まさかの四日連続飲みという状況だったので割とテンション高めになったかと思うんですが、近況報告も兼ねてお話できたのはよかったかなあ、と思います。ビアガーデンはいいですな。
まとめ
イベントの質から言って、同じ人が何度も参加するようなものではありませんが(もしそうなったら継続はしない方がいいとも思ってます)、今までTDDに触れたことがない、もしくはTDDが気になっているという方にとっては有用なイベントであるという思いは変わりませんでした。
お近くで開催されるときはぜひ参加を検討してみてください。参加をしたいけど、近くで開催していないという方はお近くの意識の高いおじさまを巻き込みましょう。開催に向けて動いてくれるかもしれません。参加したい人には自分で開催することはオススメしませんよ、自分が参加できなくなるんで。
2018/6に読んだ本
最近ちょっとシンフォギアで偏差値が下がっているので。。。
先月読んだ本
- 哲学用語図鑑
- ボールルームへようこそ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)
- あげくの果てのカノン 5 (ビッグコミックス)
- クジラの子らは砂上に歌う 12 (ボニータ・コミックス)
- 司政官 全短編
- LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
印象に残った本
フィクション
「あげくの果てのカノン」が終わりましたね。今回は紙の本とKindle版が同時でした。小学館の英断に感謝します。
- 作者: 米代恭
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/06/12
- メディア: Kindle版
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4巻が終った時点で、どうやって収拾つけるんだろうこれ、というか誰が幸せになるんだろう、みたいな感じがあったのですが、なかなかにモンスター生み出して終わりましたね。あの最後のコマはかなり背筋が凍りました。その少し前にカノンさんの本質が何も変わっていない事が提示されているだけに、つながりの中であのコマを提示されると、怪獣映画の最後の含みのように感じてしまうわけです。
それと、「クジラの子らは砂上に歌う」の最新刊も良かったですね。この巻の最後でのどんでん返しには心底驚かされました。これを前提に一度読み返してみる必要がありそう。
- 作者: 梅田阿比
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/06/14
- メディア: Kindle版
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ノンフィクション
「哲学用語図鑑」は再読です。「エンジニアリング組織論への招待」を読んで、ちょっと哲学を抑えとかないとまずいかなあ、と思ってまずは全体像のおさらいから、と。
- 作者: 田中正人,斎藤哲也
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Kindle Unlimitedには光文社古典新訳文庫のラインナップが充実しているので、ここからいくつかピックアップして読んでみよう、という布石でもあります。とりあえず次はウィトゲンシュタインにチャレンジしてみようかと。
続編がでてるのを今知った。
- 作者: 田中正人,斎藤哲也
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2017/06/29
- メディア: 単行本
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