冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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2018/7に読んだ本

クラスメソッドでの最初の1ヶ月は割と怒涛という感じでした。

先月読んだ本

印象に残った本

フィクション

収穫多かったですね。

まずは「ゲームの王国」。「ユートロニカのこちら側」がすごく良かったし、TL上のSFクラスタの人たちの反応をみても期待大だったのでハードルあげつつ読んでたんですが、それを軽々と超えてきました。

上巻はちょっと重い時代に関する記載が多くて読み手としてもかなり辛い(しかもこれが丸っと半分続くとなると。。。SF味も薄いし)わけですが、下巻になってからの展開はスピーディで良かったですね。あの展開で最後にうるっときたのは意外でした。ああいう含みの持たせかたがあるんだな、と思いました。

ゲームの王国 上

ゲームの王国 上

ゲームの王国 下

ゲームの王国 下

ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)

ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)

また、「天駆せよ法勝寺」も良かったです。良かったというのかこれは?まあいいや。「黄昏のブッシャリオン」で徳カリプスが起きなかった世界線での未来の話、という感じで。偏差値も同じ感じです。というか、摩尼車に「フライホイール」ってルビ振るのやめてください。短い作品だし、東京創元社さんはこのSF短編新人賞の受賞作を毎年100円でKindle販売するようになって作品に触れやすくなったので、同じ電波を受信できる方はぜひ。

安定の面白さといえば「バーナード嬢曰く」ですね。表紙が全てですよ、表紙が。

ノンフィクション

今回は該当なし。AWSの方は普通に仕事で使うために通読したやつなので。