冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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2017/12に読んだ本

4度目のシュバルツバースに加えて、なぜか放置していた「時のオカリナ3D」を始める始末。。。

今月読んだ本

印象的な本

フィクション

アニメ化されるというので、再読ではあるんですが、やはりBEATLESSを。

BEATLESS

BEATLESS

ニュータイプ連載だったこともあり、美少女バトルもののような雰囲気を纏っていますが、ある種のポストヒューマンものというか「人間の存在意義」というなかなかにヘビーなものを突きつけてくれます。SFの醍醐味ともいうべき言葉の応酬も含めてアニメ化を期待したいと思います。なお、読み返すと当時と印象が変わるところがあったんですが、アラト、お前の性格が嫌いなのは変わらんかったわ。

今月は漫画も非常に収穫ありでした。

これについては、下巻も出てから買った方がよかったなあ、と。続きが気になって仕方ありません。「バーナード嬢曰く」からガラッと変わった作風で、軽い語り口で扱っているのは常に生と死。ただ、ふわっとした表現で終わる作品にはならなさそうなので、その点を楽しみにしています。

倫理、よくわかりませんよね?「学ばなくてもいい学問」と言い切ってしまうところに好感が持てるし、それでもどこかで寄って立つところになるというスタンスはいいですね。良作です。

Dr.Stoneはいいぞ。何が好きって、1巻にあったセリフもそうなんですが、この作品の絵でたまにあるセリフのないひらけたシーンというのが、人間の好奇心や視野が開ける瞬間独特のあの世界の明るさに満ちているところです。科学実験のための道具を揃えた部屋に入るシーン、ロケットの実験で上空の写真を撮るシーン、どちらも輝いてるコマでした。

ノンフィクション

ブログが面白いことで有名な人だけに、文章が軽くて流れいいですね。それはともかくとして、育成とチームの成果って、分業できればいいんですがそうも行かないわけ何ですが、これを求められるのが2軍の監督。その難しさについてもかなり率直に表現されていて、チームビルディングの教科書としても使えそうです。