冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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結論(もしくはToDo)を出さない議論について

どうも、来週から人外ハンター業 *1 が忙しくなる予定のあべです。義務なのでブログの優先度を下げます(をい。

今日は、企画というかターゲットを定める仕事をしている中で気づいたことをつらつらと書いていきたいと思います。結論がまとまればいいですね(ブーメラン)。本当は仕事の話も早くできるといいんですけど、面白そうなところはリリースしたらすることにします。

よくある光景

侃々諤々と議論をすることに満足してしまって、決定事項のない会議。企画出しやらアイデア出しやらそういう名前の会議になるとこの傾向が強くなります。

なんで?

新しいことってのは今までの経験から正しくなる答えを導けなくて、どこまでやっても未知の部分が残ります。企画を実現させるには、知っていることを増やすために何か行動を起こす決断をしなければならないんですが、決断するのは責任負うから嫌だ。だけど、新しいことを考えたり口を出したりするのはみんな楽しいんです。結構脳内麻薬が出ます。この気持ち良さだけを追いかけてると、議論が目的になってしまうんですね。

どうやって気づくか

議事録書けば良いんじゃないかな、と思います。大体議事録って、決定事項と変更点と次の打ち合わせまでのToDo書くじゃないですか。これが書けないけど、なんか満足感のある会議だったら議論することが目的になってないか疑った方が良いんじゃないかと。

会議を事前にデザインする

で、こんな麻薬性の高い会議に気づいてしまったなら、次にやるべきことは目的と決定したいことを持った議論を事前にデザインして会議にのぞむ準備です。 健全な意思決定の偏らせ(by 寿司の技術顧問の人) は権限の話だけでなく、結論が出やすいように議論の方向性を管理することも含まれているのかな、と思ってます。

だからアジェンダであったり、目的に応じたフレームワークを使いわけるのは有効だと思います。今、議論をまとめるために使っているのは大体以下。

  • ブレスト -> 親和図法 -> 強制連想法までの一連の流れ
  • 仮説キャンバス
  • ユーザストーリーマッピング

また、モヤっとしていても出したい結論を決めることも重要かと。最終的な結論まで出てきそうになければ、段階的に結論を出すようにして、そのマイルストーンを事前にデザインする。もちろん、議論の結果によってマイルストーンの見直しは必要ですが、無策で延々と会議をするよりはよっぽど良いと思います。

まとめ

というあたりに気を使うようにして、少しずつ先に進んでいる感がではじめたんですよ。当たり前の話といえば当たり前の話で。。。