冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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ビジョンって後からついてくるかも、と思った件

この年になっても仕事に関してビジョンの一つも持ってない自分がいるんですけど、まあ何とかかんとか居場所を見つけてやっています。

ただこの一年、今のチームと一緒になって取り組んできたことから見えてきたことが、自分にも良いフィードバックを与えてくれていて、何かビジョンめいたものがもやっとでも見えてきた感じがします。チームも人と同じで生き物だなあ、と思ったので。

どのくらいビジョンがないのか?

30超えるまでは、かなりお気楽なサラリーマンでした。仕事に必要な知識は必要な時にググるタイプで、家に帰ったら趣味しかしない感じです。プライベートでコードなんか書いたことがありません。IPA情報処理技術者試験は、お金がもらえるから受けていました。

てなわけで、仕事で達成したいこととか実現したいこととかなかった訳です。実のところ今も怪しい。コミュニティに参加するようになってプライベートでもコード書くようになったり本読むようになったりしましたが、「やらないとヤバい」という強迫観念に近いですし、チームビルディングとか興味はありますが、ビジョンとまで言われると。。。

気をつけたこと

それでもまあ、コミュニティに参加しだしてから気をつけるようになったことはあります。今のチームで仕事をする時も、同じことを気をつけたつもりです。その結果、チームとしての理想も自分のビジョンらしきものも少しずつ明らかになってきたという印象。

  • 「今できないこと」に悲観しない
  • うらやむくらいなら一歩でも進めろ
  • 大事なのは「どんな変化が起こったか」

できる人は回りに(それこそ隣の島とか隣の隣の島とか)たくさんいるわけです。私よりももっとプライベートで投資をしています。かけた時間からしてその人と同じラインに立てると思ってることが間違ってます。が、もしかしたら同じだけの時間をかければ私にもできるかもしれません。であれば、今できない状態を悲観しても仕方ないですね。そこに時間をかける価値があると思えばさっさとやれ、です。で、ふりかえる時に大事なのはやることで起こった変化。比べるなら過去の自分と比べようと思ってます。

これらに気をつけることで、少し落ち着いて自分のことも見えてきたし、自分の回りに開けている道が見えてくると、興味や得意分野で選べる道(ビジョン)がようやくわかってきた、という感じです。

どんなビジョン?

チームに良い文化を作ったり、それを支えたりすることをもっと突き詰めたいなあ、と。だから言ったじゃないですか、もやっとしてるって。