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冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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2014年のふりかえり

時系列でのふりかえり

まずは、4半期ごとにふりかえって見たいと思います。

1〜3月

前職のでかいプロジェクトも結構山場にも関わらず、メンバーが契約の都合でざくっと入れ替わってしまうなどチームが安定しなかった頃です。「いつまでこの会社でやってみるか」の期限を探っていた頃でもありました。小西さんから「You ウチこない?(意訳)」というお話をいただいて、具体的に話をしていたのはこの頃です。
プライベートな活動では、Twitter4SのバージョンアップしたりDropbox4Sを作ったりしていました。特にDropbox4Sについては、初めてラップではない部分も作ったライブラリで、DSLを考えて実現するという意味では良いサンドボックスになりました。implicit多用してるんで、ビルドが遅いライブラリになってしまってる気はするんですが、ライブラリ作る上で一番楽しんでるのがDSLを考えることなのでそこは割り切りですね。
で、ここ数年恒例のポカーン枠なんですが、だいたいこの時期に「何をテーマにするか」考え始めます。今年はこの時点では「Information Architecture」を取り上げる予定でした。

4〜6月

4月は退職前1ヶ月だったのでちょっとお休みをいただきつつ、仕事の引き継ぎをしていました。退職のお祝いで前職の同僚からいただいたバランタイン17年は、既に飲みきっております。健康診断が残念な結果になったのはこの頃です。まさか、前職の会社があんなことになるとは思いもしない頃でした。入社早々炎上案件に巻き込まれて大変なことにもなっていましたが。
今年は3年ぶりにオープンセミナー岡山に参加できました。2012年は仕事で不参加、2013年は前日から熱出してキャンセルです。
プライベートは、特に本を読む期間にあてていた気がします。技術書からちょっと離れたジャンルの本が中心です。「Fearless Change」を読んで、DDDを読み返して、パターンランゲージという共通点に気づき始めて、IAよりも興味がわき始めた時期です。その他には野中郁次郎先生の本を読み始めました。
6月はペルソナQが発売されたので、当然のごとく8月くらいまではプライベートの時間を一切合切つぎ込んでいました。

7〜9月

前職が大変なことになりはじめました。ちょうど、社内の活動とも連動する部分があったので、発覚するタイミングが絶妙すぎて調整を始める前で良かったと胸を撫で下ろしました。その後ばたばたといろんなことが決まっていく流れを見ながら、「いいタイミングだったな」と思ってしまったことを正直に告白いたします。正直なところ、あれを中の人として経験したくはないです。
この頃のお仕事はどちらかというと社内政治に近い部分です。社内政治と言っても立ち回りとか権力とかそんなことではなくて、決定権というか仕事を進めるための関係性を正しい形に戻すことです。なので、特に寝技系のことはしていません。現場の立場からの正論を粘り強く主張していっただけです。前職に比べると主張の通りやすさであったり、そこにいたるまでの労力が桁違いに少なかったとは感じました。その結果、9月にチームをまかされたのは「じゃあ、お前がやってみろよ」ということだと思っています。
嫁が本気出して、生活習慣を変え始めたのがこのタイミングです。以前のブログにも書きましたが、あの生活は今も継続していて、調子はいいです。9月くらいにポカーン枠の準備を始めました。

10〜12月

実際にチーム運営がスタートしたのがこの時期。というか出張増え過ぎ。
そもそも私がまかされたチームは内的要因も外的要因も様々あって、かなり自信喪失気味になっていたところもありますし、管理者不在、上は敵みたいな状況だったので、立て直すことを中心に活動していました。
やったことは以下の通りシンプルです。

  • スキルセットのインタビューをする
  • 朝会をして状況を共有する
  • 仕事の内容も共有する(レビュー)
  • 週次でふりかえる
  • 期待している役割を言葉で伝える
  • メンバーの貢献について声に出して伝える
  • 方針を決めた後の仕事については信頼する

いくつかは、私自身常にできてることではないですが、気づいたときにやるようにしています。メンバーにシステム運用出身が多かったので、開発のスキルについては推して知るべしですが、チームの課題の本質はそこではないのであまり意に介しませんでした。
その他に気をつけたことは、私が知っている(今まで学んできた)開発や技術に関することを少しでも伝えて好奇心を持ってもらうことと、集合知をオープンに集めるフェーズと集中力を持って仕事に望むフェーズを意識的にもうけることです。これらの成果というか結果どういうチームになったか、というにはまだ時期尚早ですが、実感としては前進しているとは思っています。
恒例のポカーン枠について。今回は「なるべくスライドで説明しない」ということをテーマにセッションを組み立てました。プレゼンテーションパターンとTEDの影響です。来年のテーマはまだ決まっていませんが、私の中で開催されているアレグザンダー祭りが終わる気配を見せないので、そこから発展させる形になりそうです。

今年の反省点

今年のイベント的なふりかえりを受けての反省点です。

あまり勉強会に参加できなかった

今年は圧倒的に少なかったですね。片手で数えられるくらい。前職いた頃よりも減った気がします。
4〜8月くらいは仕事やらプライベートやら全般的に忙しかったこともありますが、もう一つ、自分が何から気づきを得たいか、という興味に関わる分野が変わってきたというのが大きいです。技術そのものではないところへの興味が強くなってきてるし、そういう分野の勉強会はないし、で動機付けがなかったのが大きかったです。

コード書いた量が少なかった

読書量を意識的に増やしたことと、ポカーン枠準備が思ったよりも難産だった結果、今年はあまりコードを書きませんでした。その中でもDropbox4Sの0.1.0と0.2.0のリリースをできたことは一応の成果だと思います。
新しい言語にも挑戦できませんでした。ここ数年「一年一言語」を目安にしていたのですが、途切れました。今の状況だと、その目安も改める必要があると感じています。

チームメンバーを過小評価しすぎた

これ、私の中では一番大きな反省点です。
私がまかされる前の状態があまりにも酷かったので、メンバー間の信頼関係とかスキルとかモチベーションとか、仕事に相対する部分までかなり影響を受けているという前提で望みました。そのため、信頼はしていましたが、かなり私自身が手や口を出すというやり方を続けていた気がします。また、信頼関係とモチベーションの状態によっては逆効果になるので、チームの理想とかそういうエモい話はちょっと避けてきました。
これらの過小評価は、私がしてきた施策にも影響していると思います。チーム全体でもっと前に進んだ状態に持っていけたのではないかと感じています。

読書会とかの運営できなかった

ごめんなさい。言い出しっぺですごめんなさい。
通読してしまうと、割とどうでも良くなってしまう悪癖ががが。

来年の展望

来年やりたいなーと思ってること。

パターンランゲージについて本格的に取り組みたい

今年は「知る」というフェーズでした。まだこのフェーズでやり残したことはありますが、来年は「使う」ことと「作る」ことに注力してみたいと思います。
その手始めとして、AsianPLoPに論文を提出してみました。私のものが採用されるかどうかは知りませんが、少なくとも参加はできるように諸々調整したいな、と思ってます。
また、合同勉強会の時にきよくらさんからアイデアもらったワークショップについても、ちょっと方法を模索してみようかと思ってます。どこで実施するかという課題はありますが。

チームでもっと成長したい

今年の反省点を受けて、もっと理想的なチームの状態を意識した動きをとってもいいのではないかと思い始めました。もっとチームが理想を持つ、もっと信頼して任せる、もっとチームが自立的に動ける、が来年の目標です。
この辺りにパターンを絡めた方法というかチームのためのツールというかマニフェストというか、そういう位置づけのものが仕上がってくればいいな、と思ってます。

仕事以外で人と話す場を増やす

今年はあまりにも少なすぎたので。

まとめ

今年も様々な場でおつきあいいただきました各位に感謝いたします。
良いお年をお迎えください。