冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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ここ数週間の雑多なメモ

あまり大きなネタになることはしていませんが、勉強会参加してインスパイアされて諸々してみたり、前に挫折したことに対して調査して再チャレンジしてみたりしていたので、メモとして残しておきます。

AutomatorScalaを動かしてみる

7/26にあった岡山Ruby, Ruby on Rails勉強会での @LogicTkt さんの発表 *1 からインスパイアされてScalaだったらどんな風になるかなあ、と諸々実験。Automatorってあんまり使ってないので、これを機会にもっと便利に使えるようになると良いなあ、という目的もありながら。
で、どうなったかというと、全く同じやり方はScalaでは向いてないという結論になりました。
元ブログでは、Automator側で以下のようなシェルを書くことで、そのままRubyのコードを評価させるようにしていますが、そもそもScalaの場合は評価するコードを直接処理系のコマンドの入力とする方法がありませんでした *2

ruby -Ku 2&>1 || echo;

Scalaの場合、直接スクリプトをコマンドの入力にしたり、標準入力を評価する仕様になっていないので、Automatorで受け取った入力をスクリプトファイルにしてからscalaコマンドに食わせないと行けないわけですが、そうなって来ると「それっておいしい?」な気がしてくる訳です。この辺りはスクリプト言語の強みですね。というか、Scalaみたいな言語で同じことをやろうとするメリットがない気がします。
というわけで、 テキストベースのDSL持ってるパスワードマネージャとか作ってみた方が良いような気がしているんですが、どうせなら今の自分のマシン以外でも使えるようにしておきたい。そうなるとDropboxのDatastore APIでも使いたくなってくる訳です。そのためには先にDropbox4Sを2.11対応しなきゃ行けなくて、思ったより時間かかりそうな気がしています。
そろそろプライベートなコードもメンテナンスしていかないと行けないので、ぼちぼちでもやって行こうかと思っています。

会社でインターン受け入れた

元々コミュニティで出会って知っている子だったんですが、初めてのインターン受け入れ(チームにとっても?)だったので、お互いかなり手探りだったんじゃないかと思います。
その子の進みたい方向は知っていたので、なるべくチーム全体でインターンシップをサポートできるようにカリキュラムを組んで、分担してメンターしました。
私は、開発プロセスについて、一般的な話と目的とかプロセスに影響を与える要素の説明と疑似案件の見積もりレビューを担当。開発プロセスの話は、割と時間がない中での準備だったので少し薄くなってしまいましたが、もうちょっと詰めていくと面白い内容になりそうです。

LANDISKのTimeMachine環境構築

1年ほど前にあまりにも値段が手頃だったため、LANDISK HDL-CE 1.0TBを買ったのですが、smbであるためMountainLion以降だとTimeMachineのバックアップ領域として使えないという事態となってしまい、領域的にも使用感的にも若干持て余し気味でした。その他にも自動でマウントしないために、iTunesのライブラリ移行が中途半端になってしまって面倒臭かったり、同期取るときにマウントし忘れてiPhone上の曲が飛んでしまったりと諸々あって微妙な状況でした。
本当はRaspberry Piを購入してTimeMachine環境を作るつもりで調べていたのですが、せっかくならもう少し突っ込んで調べようと思ったら、やっぱりsmbなNASでもTimeMachine環境を構築している人がいるんですね。

とりあえずは、ログイン時に自動でマウントされないと不便きわまりないので以下を参考にAutomatorでアプリケーションつくって、ログイン時の実行プログラムに追加してマウントするようにしました。


[Mac] Mac起動時にNASをマウントする最も安定した方法♪(Lion対応) | matuダイアリー


とりあえず注意点としては、接続対象をサーバ名だけにしておくとログイン時にマウントするディレクトリを毎回訊いてくるので、ディレクトリ単位で接続対象を記載しておくことくらいですかね。


で、TimeMachine環境を作るのに参考にしたのは以下です。


普通のNASでTimeMachineを使う方法 - sakuraSoftware開発日記
MountainLionでSMBなNASにTimeMachine環境を構築する - daidai7の日記


defaultsとかtmutilとか正直コマンドで使ったことなかったです。ヘタレでごめんなさい。
現在ガリガリと初回バックアップ実施中ですが、だいたい20時間で60GB超の進捗。システム全体で200GBくらいなので、後丸2日くらいはかかる計算です。。。
これが終わったら、バックアップ用のイメージをログイン時にマウントする設定を追加です。

Raspberry Pi購入の嫁稟議

上記が上手く行ってしまった(?)おかげで、Rasbperry Piを購入するための稟議に使っていた理由がなくなってしまいました。色々と遊べる感じのデバイスなので、購入する気はあるのですが、できれば嫁稟議を通したいのです。
というわけで、嫁稟議に耐えうる理由付けを募集中。遊びに使うネタも募集中。

最近の読書

最近は技術書読んでません。
今読んでるのは「まちづくりの新しい理論(アレグザンダー)」で、その前は「知識経営のすすめ(野中郁次郎,紺野登)」です。この辺りは、最近のパターンランゲージMyブームに関連する流れで、まちづくりの〜は再読です。
年末の合同勉強会に向けて整理して発表しようと思ってます。

*1:元ネタになったブログ: MacでどこででもRubyコードを実行できるようにする - 惰眠と論理と指揮棒と

*2:rubyコマンドの場合、スクリプトファイル名を省略すると、標準入力をRubyスクリプトと見做す仕様