冥冥乃志

ソフトウェア開発会社でチームマネージャをしているエンジニアの雑記。アウトプットは少なめです。

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第6回岡山Ruby、Ruby On Rails勉強会

Agile Tour Osaka 2010は事情によりいけなくなってしまったので、最近作ってくれたLT資料はいつかのために寝かせておきます。FBする本も少したまっているのですが、準備をしていないのでお休みして、先日参加してきたRuby勉強会について書いてみようと思います。まだ、勉強会のFBフォーマット決まっていないので、読みづらいかもしれませんがご勘弁ください。
正直なところ、初心者です。まつもとゆきひろさんのお話を県立大で聴いて以来、興味は持っていて少しだけ始めてみたのですが、一日1時間にも満たない時間では進捗は芳しくないのが当然です。というわけで、ついていけるかどうかは甚だ不安でしたが以前別の勉強会でgpgpuの時もそんな感じで何とかなった(?)ので、今回も初心者丸出しで行ってまいりました。
今回は自己紹介時にすくすくスクラム瀬戸内のことも少し宣伝してきました。まあ、まだ身動き取れない状況ではあるんですが。
内容の取りまとめは勉強会公式サイトが詳しいので、それぞれの内容に対して私が得たモノや感じた事を少しずつ。

Ruby World Conference(in 島根)参加報告

私はまだRubyの生産性を感じるところまで使い込んでなんとも言えないのですが、おまじないフリーな点は確かに強いかもしれません。
おそらくそれだけであれば、他のスクリプト言語でも似たようなことが言えると思います。モジュールが揃っていたり、オブジェクト指向だったりと他にもRubyならではの所はありそうですが、その辺りは私が使い込んでいく中である程度の理解を得ていくのだと思います。
個人的にはいろんな選択肢があって良いと思っていて、それぞれの利点をうまくいかせるくらいのは使いこなしたいですね。今の会社はjavaすらおぼつかない人が多いので、社内的にはその辺りの底上げを測っていかないといけないですが。

事例紹介

やっぱり、実際に作ったサービスを作った人が説明してくれるのは良いですね。非常にわかりやすかったです。
OpenIdの概要を初めてきちんと知るというRuby以外の場所での発見もありました。
全体を通して感じたことですが、大抵の事は誰かがライブラリを作っている状態なのかな、という印象を受けました。こういう低いレイヤーを気にする機会が減る事は、開発者にとって生産性や創造性の面で歓迎すべきことですがやりたいことを実現するためのライブラリを探すセンスというのが必要な気がします。Ruby初心者的にはその辺りの勘所も含めてまとまった知識がほしいと思いました。

るびまについて

不勉強でこの様なWebマガジンがあるのを始めて知りました。
日本発な技術な分、こういう情報が整っているのはいいですね。

iPhone × Ruby

iPhoneってWebアプリケーションと組み合わせて使うことも可能なんですね。使っている割には、作る方にあまり興味が向かなかったので、フレームワークがあんなに揃っている事はすこし驚きでした。
まずはやってみることが一番だとは思うんですけど。自分で研究してみたい事はあっても、いつも何を作ろうか悩んでしまうので(^_^;) 何か自分にとって必要なモノを作るときじゃないと簡単なところで満足してしまう性格をなんとかした方が良いと思います。はい。

所感

今回は、あまりソースに関しては理解できませんでしたが、アーキテクチャは理解できました。
私の所属する組織は多少保守的でエンジニアをあまり他の言語を取り入れるコトに対して積極的ではありません。個人的には一つの技術に凝り固まるつもりはないですから、管理系や上流が多くなっても積極的に色んな言語でのPGに仕事で手を出していきたいと思っているのですが、Rubyは完全に選択肢の一つです。
ところで、初心者向けのスピンアウトの要望が出ているようです。私もとっかかりが欲しいので、初心者向けのスピンアウトは大歓迎です。誰も手を挙げないなら私が立ち上げに参加してもいいと思っています。