「ホワイトボードチャレンジで遊んでみよう vol.1」を開催しました
脊髄反射でやってみようと思ったことを実行に移せた時ってスッキリしますね。
当日の様子はこちら。
ホワイトボードチャレンジで遊んでみてる pic.twitter.com/Y31K5NqNZE
— あべさん (@mao_instantlife) 2018年1月17日
二サイクル目 pic.twitter.com/l56F11J4g7
— あべさん (@mao_instantlife) 2018年1月17日
ちなみに、写真の光の加減がなんかおかしいですが、レンズカバーの部分にヒビが入ってたっぽい。そろそろ替え時ですかな。。。
ホワイトボードチャレンジ is 何?
デザイナーとクライアント、タイムキーパーに別れて、お題について短時間でロールプレイするプロダクトデザインの訓練です。詳しくは今回実施のきっかけとなった下記ブログを。
今回の実施方法
今回は2サイクル実施。ブログのやり方を何点かカスタマイズして実施しています。
まず、今回の参加人数が7人ということがあり、3人ずつのチームにすると余ってしまうため、1サイクル目ではクライアント役を、2サイクル目ではデザイナー役を一人増やすチームを作って見ました。
また、クライアント役の人がイメージ膨らませるための時間を20分の前に明示的に5分ほど設けました。
また、ブログでは全体の流れを20分間でデザイナーが配分するとなっていましたが、最初から息継ぎのタイミングも自分でコントロールするのは難しかろう、というのもあって、目安の時間でタイムキーピングしてみました。
最後のプレゼンテーションは、連続して取らず、せっかくなので他チームも合わせて聞く場にしました。デザイナーからクライアントに向けてプレゼンをしてもらった後にクライアントとタイムキーパーからそれぞれ感想を聴いて、他チームからもコメントあれば、という感じで。
手探りでしたが、割とうまくいった気がしてます。
所感
いや、もう、しんどいです。3〜4サイクルやってみれたら良いかな、とか思ってたんですが、最初は無理じゃないかと。完全にインターバルトレーニングです、これ。
私は、今回デザイナー役は時間がなかったのですが、クライアントとタイムキーパーで得られた気づきがいくつかありました。
- (短時間というのもあるが)ユーザのメリットというか選ぶ理由まで落とし込めないことが多い、提供側の理屈になってしまう
- 利害関係なく、一歩引いて見るとどちらのメリットも冷静に感じることができる
- 思考を喋りながらまとめていくのは、慣れてないと難しい
- デザイン中にクライアントの人が隣にいるか、少し離れるかでコミュニケーションと満足度が変わりそう(距離感とコミュニケーションのシミュレーションができそう)
- クライアント二人はデザイナーにとってハードモードだと思う
次回以降で改善したいところ
- プレゼン後のコメントあたりが非常に面白いけど、残す余裕がなかったので残るようにしたい
- 実際の体験も、そのあとのコメントも学びがあったので、最後に全員でYWTあたりやって記録すると良いのでは?
- お題ジェネレータが欲しい
そんなに準備せずに取りかかれたし、2〜3週に一回くらいのペースでやれたら良いなあ、と思ってます。
「少女終末旅行」の最終回が、自分たち夫婦の理想的な終わり方なんだと思った件
この最終回は連載の方です。
こういう終わり方なんだろうな、と思ってましたし、この作品世界には都合の良い救いは不要だろうなとも思ってましたが、いい具合に静かな終わり方をしてくれました。特に印象に残ったのは以下のセリフが使われているシーン。
……何もわかんないけど… 生きるのは最高だったよね
もうね、あの見開きのコマが美しすぎて。最後の晩餐、いつものように眠る二人。この後にあることはわかりきっていますし、あまり想像の余地も残されていませんが、それでも余韻を残していくれるいい終わり方でした。
最近、二人だけで老後を迎えることについてよく考えます。この作品を読んで、最終回まで到達し、私たち夫婦も彼女たちと同じく、年を追うごとに様々なものがこぼれ落ちていって、いつかは二人以外の何もなくなるんだろうなあ、と感じたわけです。その時に、ただ日々と同じように最後に向き合えればいいなあ、と強く思います。せっかく二人で生きると決めたわけだし。
2018年の目標
喪中なので年始の挨拶は遠慮させていただいてますが、今年もよろしくお付き合いいただければと思います。
さて、年始なので目標でも立ててみます。
全体的なテーマとしては、2017年末にゆかりんに煽られたことを本気出して考えてみる、です。そのために、
- プライベートプロジェクトを一つ増やす
- プライベートプロジェクトのためのツールを整備する
- 3回はセッションする
- 妻と月一回旨いもの食べに出かける
- カクヨム活動で長編の第一章をスタートさせる
を目標にします。(最後二つは煽られたこととは全く関係ありませんが)
昨年も年始の目標は立ててましたが、状況の変化で対応を変えないといけなかったものもありました。今年もそんなことがあるかと思いますが、しっかり迷って決めていきたいと思います。
2017/12に読んだ本
4度目のシュバルツバースに加えて、なぜか放置していた「時のオカリナ3D」を始める始末。。。
今月読んだ本
- ホームセンターてんこ(1) (月刊少年マガジンコミックス)
- 五百年目のマリオン 1
- キミにともだちができるまで。 1巻
- ADAMAS(1) (イブニングコミックス)
- 匠Method: 〜新たな価値観でプロジェクトをデザインするために〜
- どうぶつの国(2) (週刊少年マガジンコミックス)、どうぶつの国(3) (週刊少年マガジンコミックス)
- 銀河の死なない子供たちへ(上) (電撃コミックスNEXT)
- ここは今から倫理です。 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- やれたかも委員会 1巻
- BEATLESS
- Dr.STONE 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書)
印象的な本
フィクション
アニメ化されるというので、再読ではあるんですが、やはりBEATLESSを。
- 作者: 長谷敏司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 78回
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ニュータイプ連載だったこともあり、美少女バトルもののような雰囲気を纏っていますが、ある種のポストヒューマンものというか「人間の存在意義」というなかなかにヘビーなものを突きつけてくれます。SFの醍醐味ともいうべき言葉の応酬も含めてアニメ化を期待したいと思います。なお、読み返すと当時と印象が変わるところがあったんですが、アラト、お前の性格が嫌いなのは変わらんかったわ。
今月は漫画も非常に収穫ありでした。
- 作者: 施川ユウキ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: Kindle版
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これについては、下巻も出てから買った方がよかったなあ、と。続きが気になって仕方ありません。「バーナード嬢曰く」からガラッと変わった作風で、軽い語り口で扱っているのは常に生と死。ただ、ふわっとした表現で終わる作品にはならなさそうなので、その点を楽しみにしています。
ここは今から倫理です。 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 雨瀬シオリ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
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倫理、よくわかりませんよね?「学ばなくてもいい学問」と言い切ってしまうところに好感が持てるし、それでもどこかで寄って立つところになるというスタンスはいいですね。良作です。
- 作者: 稲垣理一郎,Boichi
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/09/04
- メディア: Kindle版
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Dr.Stoneはいいぞ。何が好きって、1巻にあったセリフもそうなんですが、この作品の絵でたまにあるセリフのないひらけたシーンというのが、人間の好奇心や視野が開ける瞬間独特のあの世界の明るさに満ちているところです。科学実験のための道具を揃えた部屋に入るシーン、ロケットの実験で上空の写真を撮るシーン、どちらも輝いてるコマでした。
ノンフィクション
- 作者: 田口壮
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/03/30
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ブログが面白いことで有名な人だけに、文章が軽くて流れいいですね。それはともかくとして、育成とチームの成果って、分業できればいいんですがそうも行かないわけ何ですが、これを求められるのが2軍の監督。その難しさについてもかなり率直に表現されていて、チームビルディングの教科書としても使えそうです。
Gobe2を使い始めた
まあ、ね、年末年始のお楽しみは特に抑制する気はないんですが、色々と気になるお年頃なので、せめて普段の状態の把握や節制を徹底しようと思ったわけですよ。不安に対処するにはまず計測から。
Gobe2 is 何?
フィットネストラッカーです。
ゴービー HEALBE GoBe2 [ ブラック ] ウェアラブル ウォッチ
- 出版社/メーカー: 株式会社Y4.com
- メディア: エレクトロニクス
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とりあえずセンサーいっぱい積んで、取れるだけのデータをとって、計測・計算・評価するというだけの男らしい仕様。他のスマートウォッチ系デバイスにありがちな通知系なんかは一切搭載しておりません。
見てくれが結構無骨で、ディスプレイもLEDで最小限と、そこそこにレトロフューチャー感溢れるところがありますが、トラッキングについては本当の未来に行ってる感じがあります。
最近、色々と身体動かし始めたりしているものの、それぞれの動きとか身体の状態とか把握したほうが、もっと抑制も効かせられるようになるんじゃないかな、と思ったので購入してみました。
身体計測界のMackerelと言っても過言ではないと思います(過言です)。
ペアリングできなくて焦せる
Gobe2には専用のスマホアプリがあり、本体で蓄積されたデータはアプリを経由してウェブ上のアカウントと同期されます。アプリ上では直近7日間の保存です。
で、私のスマホ(P8 lite)とGobe2のどちらがヘタレなのかはよくわかりませんが、同期に非常に時間がかかるんですよ。現状毎朝起き抜けに同期しているんですが、このときにも5分弱。初回起動時の時とか、20分くらいかかってました。しかも、再起動や何かを繰り返してたらいつの間にか繋がったという有様。金額が割と捨てるには惜しいレベルなので、マジ勘弁してくれ、とか嫌な汗かきながら思いました。
同期時の表示を見ると、スマホがGobe2を見つけるところは早いので、接続の確立に手間取ってたりするのかなあ、と。今は特に放置で問題ないことがわかってきたので、あまり気にならなくなってきました。
それから、同期後の接続維持が安定しないというのも気になりましたが、一度同期が完了したデータは特にGobe2がなくてもいいし、リアルタイムの状況確認はアプリよりもデバイスで行えばいいので、これも気にするレベルではないかと。どちらかというとアプリやWeb上に同期されたデータは、1週間とかそういう中長期スパンでの変化を見て注意・反省をするためのツールです。
何をトラッキングするのか
トラッキングしているのは以下の項目。
- カロリーバランス
- 体内水分量
- 心拍数
- 睡眠
- ストレスレベル
- 歩数
流石に体重は測ってくれません。いくつか実際に使っての感想を。
カロリーバランス
摂取カロリーと消費カロリーを計測して、カロリーの収支を見ることができます。
摂取については、食べたものを記録してそこから類推というわけではなく、センサーで血中グルコース濃度を図っているとのことです。そのため、すぐに摂取カロリーが上がるわけではありません。食事から少し後に反応します(だいたい3時間くらいまでには反応します)。
消費は活動と、心拍から得られる消費量を計算して、というところ。
当然誤差はあると思いますが、今までの計測上、双方10%程度に収まっているように思います。十分に使えるレベルではないかと。
水分量
水分量大事ですよね。脳卒中とか諸々予防もしたいし。私は家にいるときは結構面倒くさくてつい水分を取るのを忘れてしまうんですが、Gobe2は起きている時間を設定しておけば、水分量が減ってきたときにアラート(振動)を出してくれるようになります。水分量の計測よりもこっちの方がありがたかったです。
睡眠
もちろん質の良い睡眠も必要です。短い時間でもグッスリ寝られると疲れ方は変わりますよね?で、心拍と活動から睡眠の質も計測してくれているんですが、割としっかり取れているようで安心しました。目覚めが良い日のデータを見ると、レム睡眠時に目が覚めていることがわかったり、とか。
この辺のデータからすっきりと目覚めやすい時間に目覚まししてくれる機能もあるらしいんですが、もっぱら同期の面倒くささがハードルになっていてまだ使ってません。
ストレスレベル
心拍数を元に計測してくれるらしいんですが、これが実際にはよくわからないやつです。まあ、瞑想とかも少し上手く取り入れてどういう変化があるか計測してみます。
日々の活動との相関を図る
典型的な一日とカポエイラした日のカロリーバランスを比べてみましょう。
↑典型的な一日
↑カポエイラした日
ちなみに一日あたりの消費総量はほとんど変わっていません。大事なことなので、もう一度言いますが、カロリーの消費総量は両日ほとんど変わっていません。カポエイラした日は朝充電していたので消費の記録がない時間もありますが、この時間は朝活で座っていたことを考えると増えているのは50〜100kcalだと推測できます。1〜2時間みっちり動いてもこのくらい。
つまりこのことから、短期のダイエットにおいては、運動など気休め以外の何者でもないということがわかりますね。Intakeを減らせ、以上。
防水なので風呂でも大丈夫
お気づきかとは思いますが、夜もだいたい途切れずに計測できていますね。Gobe2は完全防水なので、つけたままお風呂に入っても大丈夫です。まあ、カロリー消費の計測という点では、プールもお風呂も数値的には重要なので防水であることは必須要件だったのだろうとは思います。
不満点
で、まあ計測から行動という点については概ね満足しているんですが、やはり何点か不満なところもあります。
バッテリーの持ちについて
これは本当に辛い。カタログスペック49時間以上なんですが、長くて1日半という感じ。ディスプレイ部があんなにレトロヒューチャーでバッテリー食ってるようにはよほど見えないこいつがですよ *1 。つまり2日に一回は計測がない時間帯が発生するということです。
長期でトラッキングして傾向を見ると割り切れば良いんですが、やはりデータに穴が多い、というのは如何なものか。次回バージョンでも良いので、ここは是非とも改善していただきたいところです。せめて3日はぶっ通しで使い続けられるのが良いですね。
案外でかい
袖口をキュッと絞ったタイプの服だときついです。まあ、センサーやら諸々で場所を取るのだろうというのは予想していますが、もう少し薄いと良いな。というか、もういっそのことナノマシンとして体内に埋め込めば良いんじゃないでしょうか。
まとめ
いくつか不満はありますが、総じて満足しております。現時点でのカロリーバランスって割と抑止力になるんだなあ、というのが意外な発見。やはりアクションに繋がる計測というのは大事だなあ、と実感しました。
*1:おそらくセンサーにバカみたいにバッテリー食ってて、ディスプレイ部分を割り切らなければいけなくなったんだろうとは思います